2024年から新NISAが始まるんだって!知らんかった~
いよいよ2022年度が始まりましたね。
さて、2014年から 始まったNISA(小額投資非課税)制度。
知らなかったよ~。
ところで「新NISA」って今の「NISA」と何がどう変わるのでしょうか?
ざっくりと違いを見てみたいと思います。
「新NISA」で一般のNISAは大幅に変更される予定です
●非課税対象が2階建てになる
最大の変更は投資枠の変更です。
現在、年間120万円まで株式や投資信託などに投資できていますが、「新NISA」では投資できる商品と金額が2つに分かれて2階建て式となるそうです。
2024年変更後(投資期間:2024年~2028年)
2階
投資枠 年間 最大102万円
非課税対象 株式、投資信託などで得た配当金、分配金、譲渡益
1階
投資枠 年間 最大20万円
非課税対象 つみたてNISAと同様、一定の投資信託から得た分配金や譲渡益
なんだか ややこしいですね。
2階部分が 現行の一般NISAと同じものになりますが、2階部分の投資を行うには1階部分で積立投資をしなければいけないそうです。
しかも 投資枠は1階、2階合わせて122万円となっていますが、2階部分が102万円ですので、株式等に投資できる額は現行より18万円減ります。
その分、積立投資をしてくださいね~ということのようですが・・・
なんだろ・・・
良くなってるのか 悪くなっているのか なんかビミョ~。
そもそも つみたて投資に興味のない人にとって 1階部分、いる?
「つみたてNISA」という制度があるにも かかわらず、一般NISAにまで 積立をゴリ押ししているようにしか見えないんですが・・・(笑)
ちまちま積み立てる1階部分なんて いらね~!という場合、過去にNISA口座があって投資経験があった方に限り、2階部分のみの運用が可能とのことです。
●非課税期間は最長5年間
「新NISA」での非課税期間は最長5年間ですが、
非課税期間終了後、1階部分で積み立てた投資信託は、「つみたてNISA」に移管(ロールオーバー)できるようです。
積立に関しては長く非課税で運用できそうですね。
ですが、2階部分については ロールオーバーは ないようです。
つまり、非課税期間が終われば 「一般NISA」は ついに終了ということに。
致し方ないとはいえ、なんだか寂しいなぁ。
将来的には「つみたてNISA」だけが生き残る形ですね。
●「一般NISA」から「新NISA」への移管(ロールオーバー)について
現行「一般NISA」で保有している株式、投資信託などは非課税期間が終了したら、「新NISA」の2階部分へロールオーバーできるそうです。
これは朗報ですね!
もともと一般NISAは2023年で終了予定だったため、2019年度以降に購入した株や投信はロールオーバーできませんでしたが、「新NISA」へロールオーバーできることで非課税期間が延びることになります。
なので、例えば今年、買った株式は 来年までしか非課税で運用できませんでしたが、2024年の「新NISA」にロールオーバーすることで、最長7年間、非課税で運用できるというわけですね。
ただし、ロールオーバーの金額が 2階上限枠102万円を超えた場合、1階部分の20万円を消費することになるとのことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
細かい規定は まだありますが、だいたいは こんな感じの変更になるようです。
それにしても「新NISA」は、2階建てになることで 多分に複雑化していますね。
ややこしいの、嫌いや~。
アラフィフで 何もかもに衰えを感じている私。
新NISAについていけるか 不安です。
どちらにしても 末永く非課税の恩恵を受けるには 将来的に「つみたてNISA」に移行していく必要があるなぁ~と思った しのくろでした。
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