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「PTA」って必要?不必要?

2018/05/12
子育て・学校 0
この週末に娘の高校のPTA総会があります。
毎年欠席していたのですが、今年は出席することにしました。
というのも、このPTA総会の前に昨年度における本校の進路状況報告の講演があるので、同級生のママ友から、「この講演が聞きたいから一緒に行かない?」とお誘いがあったからです。

PTA総会に参加するなんて、すごく久しぶりです。
自分が役に当たっていない限り、あんまり参加することってないですもんね。

私は高校ではPTAの役員に当たることはありませんでしたが、実は私、娘が小学生の時にPTAの執行部に2年間、携わっておりました。
と言っても、とくに他者から推薦されたわけでも、やる気があって立候補した訳でもなんでもありません。

娘の通っていた小学校では、子の保護者であるPTA会員は在学中に子1人に対して2役しなければいけないというルールがありました。
賢いお母さん方は、自分の出来そうな委員の平役を子供が高学年になる前に2役を済ませていらっしゃいました。
子供が高学年になるにつれ、PTAの大役である各委員会の委員長や本部役員などに当たる可能性が高くなることも考慮されていらっしゃったのかもしれません。

普段、フルタイムで仕事をしているシングルママの私にとって、平日にも活動のあるPTA役員はハードルの高いものでした。
それでなくても、娘を学童保育に1年~3年まで預けておりましたので、学童内でも いろいろな役が回ってきて、それだけで手いっぱいだったということもあります。

なので、「このままでは、ちょっとまずいかも・・・」と思いつつ、娘が4年生まで、「2役」というノルマを全くこなせていませんでした。
そうこうしている内に、娘が小4の冬、当時PTAの執行部で同学年のお母さんから「次年度のPTAの本部役員をやってほしい」と電話がかかってきたのです。

その時になって初めて、「あぁ、こういう事なんだ・・・」と悟りました。「1人2役のシステムは全PTA会員が平等に役をするために編みだされたものなのだと・・・」そして「今の私には、それを断る権利がないのだと・・・」(笑)

そういう経緯で、本部役員になってしまった私ですから、PTAの組織自体も全く分かっていない状態で執行部に入ったため、どう動いていいのかも分からない状態でしたので最初の内は本当に泣きそうでした。
でも、私を勧誘した役員ママが、執行部のベテランで、すごく親切に色々教えてくださったので、本当にありがたかったです。

しかも、私の仕事自体も肩書こそ、「書記」でしたが、メインで書記の仕事をされている方は別にいらっしゃいましたので、実質、PTA本部活動の手の足りていないところのお手伝いと、地域の活動の一環の「放課後子ども教室」の役員業務でした。
活動日も主に土日がメインでしたので、大きな支障はありませんでした。

初めは分からないことだらけでしたが、色々な方のお力を借りながら活動させていただくことで学校にも頻繁に行くようになり、PTA役員はもちろん、先生方や学校以外の地域の組織の方とも関わることで知り合いも増えました。

大変なことも多々ありましたが、結果的に一番自分らしくPTA活動に関わることができました。多分、私の家庭事情を執行部役員のみなさんが考慮してくださっていたというのもあると思いますが、この役をお引き受けして本当によかったなぁ・・・と思っています。むしろ、私にとっては、この役しかなかったかもしれません。

私の後任の方も、そのまた後任の方もフルタイム勤務のワーママが、この役をお引き受けされているようで、このポジションはワーママ枠として定着しているようです。(笑)

最近、PTA 役員活動が保護者にとってかなり負担であるため、PTAの存在自体が疑問視される事もあるみたいです。

今は共働きが当たり前の時代ですので、専業主婦が当たり前だった私の親世代とは明らかに異なっているため、私のように参加すること自体が難しい方もたくさんいらっしゃると思いますし、活動自体も時代に合っていないと思われるものも 中にはあるかもしれません。

良き伝統は守りつつ、改善するべき事は改善し、新しいこともどんどん取り入れてどんな方でも参加しやすい、時代に合った組織作りが大切なんじゃないかな・・・と思います。

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しのくろ
Author: しのくろ
シングル歴長い会社員のアラフィフ母です。長年 シンママとして人生の荒波を乗り越えてきました。大学生だった娘が今年、看護師として独り立ちし、お一人様生活に突入しましたが、これまでどおり お金をかけずに豊かで潤いのある生活を送れる工夫を発信してします♪ どうぞよろしくお願いいたします。

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