大阪北部地震を経験して思ったこと
地震発生から10日以上が経ち、わが家の生活はいつも通りの日常に戻ってきています。
倒れた家具などは、そのままの状態ですが・・・(つД`)ノ 月曜日の朝に地震が起きてから一週間は、やはり精神的にも肉体的にもダメージがあったのか、とにかく体がしんどくて疲れていました。余震が続いていましたので、その度に身構えていたせいもあったかもしれません。
もう2度と このような経験はしたくはありませんが、こればかりは予測がつきませんので、やはり日頃から防災意識を持つことは重要です。今回の災害で私が思った大事だと思ったことと、こうすればよかったと思ったことなどをお知らせしたいと思います。
★身の安全の確保
今回の地震はなんの前触れもなくいきなり下からドカーンと突き上げられ、それから数秒間激しく揺れましたので、キッチンにいた私は身をかがめることしかできませんでした。
背の高い食器棚の上部はあっという間に倒れました。
その近くにいなくて本当に良かったです。
食器棚のガラス扉はバリバリに割れて危険でしたが、飛散防止シートを貼っていれば、ここまでガラスは飛び散らなかったのかなと思います。
娘のいた部屋は電子ピアノが倒れましたが、娘は怪我することなく無事でしたので本当によかったです。
★情報収集をする
今回、幸い電気はずっとつながっていたので、テレビやネットを見ることができたため色々な情報を得ることができました。
余震があると怖いですし、状況は常に把握しておく必要があると思いますので情報収集は必須です。
地震翌日は雨の予報でしたので、早くも屋根にブルーシートを張っていた家屋もありました。
情報を得たら、次に何をすべきか判断して行動することが重要だと思いました。
市のホームページには緊急のサイトが開設されており、避難場所情報をはじめ ブルーシートの貸出や入浴、ガスの開栓状況など知りたい情報が掲載されていました。
私ももっと早く見ればよかったのですが、アクセスしたのが地震発生から2日後でしたので市の方で臨時でカセットコンロを支給されていたようで整理券を発行されていました。
私は知るのが遅すぎたため、残念ながら カセットコンロはゲットできず・・・(泣)
ネットが使える時は市のホームページは本当に要チェックです!
また被害によっては電気が使えない可能性もありますので、電池式ラジオなどを常備している方がいいかと思います。
★水の確保
災害があった時は断水の可能性が高いです。
特に集合住宅の場合はうちのように貯水槽がやられてしまっているケースがあります。
運よく、その日の内に復旧したので助かりましたが・・・。
なので、日頃から たとえ1本でもペットボトルの水を常備することをお勧めします。
また、水道栓のある公園が近くにあるか調べておくといいと思います。
今回、私は たまたま お風呂の水を抜いていなかったので、生活用水用の貯水がありました。
水が出なくなってしまった時も 少しの間ならなんとかなると思いましたので、お風呂の残り湯はためておいてよかったです。
★日頃から必要最低限の生活消耗品の備蓄をする
災害時はだれもが不安です。皆が慌ててスーパーへ 飲料水をはじめ、必要なものを買いに来られます。
私も飲み水確保のために近くのスーパーへ行きましたが、既にものすごい人でしたので、早々に買うのをあきらめました。
飲料水の箱を持っている方やトイレットペーパーやカップ麺、お弁当類などを買って帰っている人たちを見て、少しあせりましたが 家にあるものでなんとかなるだろうと思いなおし、心を強くもつことにしました。
日頃から生活消耗品のある程度の備蓄は必要だと感じました。
★「ガス」が出なくても「電気」と「水」があればなんとかなります
今回、ライフラインで唯一、なかなか使えなかったのが「ガス」です。
月曜日の地震から5日めの金曜日の夕方に、ガス会社の方が来られて、ようやくガスを使えることができましたが、それまではガスが使えませんでしたので、電子レンジとオーブントースターでなんとか晩ご飯や お弁当のおかずを作りました。
実は最近全然使っていなかったので忘れてしまっていましたが、ホットプレートがありましたので、それも使えばよかったです。
カセットコンロなくとも代わりを十分果たしてくれるアイテムなのに、完全に頭から抜けてしまっておりました。
また、お風呂は電気ポットでお湯を沸かし、水で薄めながら体を拭いたり洗髪したりしました。お湯が足りなくなると水ですませないといけなくなるので大事に使いました。
なんとか頑張れるものです。
ガスが開通してお湯が出た時は、本当に嬉しかったです。
大阪ガスの方だけでなく、全国のガス会社の方たちも応援に来られて1軒1軒回って開栓してくださいました。
本当にありがとうございました!
今回の地震で普段当たり前のように使っている「電気」「ガス」「水道」のライフラインのありがたさが身にしみて分かりました。
災害時は不安で仕方がありませんが 決して慌てず情報収集をして、断水に備えて とりあえず水の確保と 今家にあるものを大事に使いつつ、足りなければ、その代わりになりそうなものを冷静に考えて代用するといった臨機応変さが大事かなと思います。
そして、ご近所どおしの声かけや助け合いがなにより大切だと痛感しました。今回、たくさんのボランティアの方々が大阪入りしてくださっていると聞いております。本当にありがとうございます。心強く感謝の気持ちでいっぱいです。
最後になってしまいましたが、今回の地震で亡くなってしまわれた方へ心よりお悔やみ申し上げます。
また、怪我や被災された方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
倒れた家具などは、そのままの状態ですが・・・(つД`)ノ 月曜日の朝に地震が起きてから一週間は、やはり精神的にも肉体的にもダメージがあったのか、とにかく体がしんどくて疲れていました。余震が続いていましたので、その度に身構えていたせいもあったかもしれません。
もう2度と このような経験はしたくはありませんが、こればかりは予測がつきませんので、やはり日頃から防災意識を持つことは重要です。今回の災害で私が思った大事だと思ったことと、こうすればよかったと思ったことなどをお知らせしたいと思います。
★身の安全の確保
今回の地震はなんの前触れもなくいきなり下からドカーンと突き上げられ、それから数秒間激しく揺れましたので、キッチンにいた私は身をかがめることしかできませんでした。
背の高い食器棚の上部はあっという間に倒れました。
その近くにいなくて本当に良かったです。
食器棚のガラス扉はバリバリに割れて危険でしたが、飛散防止シートを貼っていれば、ここまでガラスは飛び散らなかったのかなと思います。
娘のいた部屋は電子ピアノが倒れましたが、娘は怪我することなく無事でしたので本当によかったです。
★情報収集をする
今回、幸い電気はずっとつながっていたので、テレビやネットを見ることができたため色々な情報を得ることができました。
余震があると怖いですし、状況は常に把握しておく必要があると思いますので情報収集は必須です。
地震翌日は雨の予報でしたので、早くも屋根にブルーシートを張っていた家屋もありました。
情報を得たら、次に何をすべきか判断して行動することが重要だと思いました。
市のホームページには緊急のサイトが開設されており、避難場所情報をはじめ ブルーシートの貸出や入浴、ガスの開栓状況など知りたい情報が掲載されていました。
私ももっと早く見ればよかったのですが、アクセスしたのが地震発生から2日後でしたので市の方で臨時でカセットコンロを支給されていたようで整理券を発行されていました。
私は知るのが遅すぎたため、残念ながら カセットコンロはゲットできず・・・(泣)
ネットが使える時は市のホームページは本当に要チェックです!
また被害によっては電気が使えない可能性もありますので、電池式ラジオなどを常備している方がいいかと思います。
★水の確保
災害があった時は断水の可能性が高いです。
特に集合住宅の場合はうちのように貯水槽がやられてしまっているケースがあります。
運よく、その日の内に復旧したので助かりましたが・・・。
なので、日頃から たとえ1本でもペットボトルの水を常備することをお勧めします。
また、水道栓のある公園が近くにあるか調べておくといいと思います。
今回、私は たまたま お風呂の水を抜いていなかったので、生活用水用の貯水がありました。
水が出なくなってしまった時も 少しの間ならなんとかなると思いましたので、お風呂の残り湯はためておいてよかったです。
★日頃から必要最低限の生活消耗品の備蓄をする
災害時はだれもが不安です。皆が慌ててスーパーへ 飲料水をはじめ、必要なものを買いに来られます。
私も飲み水確保のために近くのスーパーへ行きましたが、既にものすごい人でしたので、早々に買うのをあきらめました。
飲料水の箱を持っている方やトイレットペーパーやカップ麺、お弁当類などを買って帰っている人たちを見て、少しあせりましたが 家にあるものでなんとかなるだろうと思いなおし、心を強くもつことにしました。
日頃から生活消耗品のある程度の備蓄は必要だと感じました。
★「ガス」が出なくても「電気」と「水」があればなんとかなります
今回、ライフラインで唯一、なかなか使えなかったのが「ガス」です。
月曜日の地震から5日めの金曜日の夕方に、ガス会社の方が来られて、ようやくガスを使えることができましたが、それまではガスが使えませんでしたので、電子レンジとオーブントースターでなんとか晩ご飯や お弁当のおかずを作りました。
実は最近全然使っていなかったので忘れてしまっていましたが、ホットプレートがありましたので、それも使えばよかったです。
カセットコンロなくとも代わりを十分果たしてくれるアイテムなのに、完全に頭から抜けてしまっておりました。
また、お風呂は電気ポットでお湯を沸かし、水で薄めながら体を拭いたり洗髪したりしました。お湯が足りなくなると水ですませないといけなくなるので大事に使いました。
なんとか頑張れるものです。
ガスが開通してお湯が出た時は、本当に嬉しかったです。
大阪ガスの方だけでなく、全国のガス会社の方たちも応援に来られて1軒1軒回って開栓してくださいました。
本当にありがとうございました!
今回の地震で普段当たり前のように使っている「電気」「ガス」「水道」のライフラインのありがたさが身にしみて分かりました。
災害時は不安で仕方がありませんが 決して慌てず情報収集をして、断水に備えて とりあえず水の確保と 今家にあるものを大事に使いつつ、足りなければ、その代わりになりそうなものを冷静に考えて代用するといった臨機応変さが大事かなと思います。
そして、ご近所どおしの声かけや助け合いがなにより大切だと痛感しました。今回、たくさんのボランティアの方々が大阪入りしてくださっていると聞いております。本当にありがとうございます。心強く感謝の気持ちでいっぱいです。
最後になってしまいましたが、今回の地震で亡くなってしまわれた方へ心よりお悔やみ申し上げます。
また、怪我や被災された方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 最後の児童扶養手当の現況届提出をしてきました。 (2018/08/14)
- 大阪北部地震を経験して思ったこと (2018/07/01)
- 震度6の地震の恐怖 (2018/06/25)